2021.07.02

【国内初】BEENOS、韓国最大級のEC「Coupang」と連携 日本企業の韓国進出サポート、ウェビナーも開催

BEENOSの連結子会社であるBeeCruiseはこのほど、韓国最大級のコマースカンパニーCoupang(クーパン)と連携し、国内初の公式パートナーとして、「Coupang」を通じて日本企業の韓国への進出をサポートする。

Coupangは韓国で急成長を続けるコマースカンパニー。2021年3月にニューヨーク証券取引所に上場しており、テクノロジー企業に投資するソフトバンク・ビジョン・ファンドの投資先の1つ。

優れた物流ネットワークを持ち、数百万個の商品を数時間以内に配送できる技術を構築している。Coupangは2010年の設立から10年ほどで、アクティブユーザー約1480万人(2020年現在。前年比25.9%増)を抱える。2020年のCoupangの純収益は前年比90.8%増の120億米ドルに達している。

韓国は2019年現在、アジア第4位、世界第12位の経済大国であり、国内総生産(GDP)は1.6兆米ドル、一人当たりのGDPは31,847米ドル。 2019年の韓国でのEC市場規模が1280億ドルだが、2024年までには2060億ドルに成長すると予想されている。

BEENOSグループはこれまで、台湾・東南アジア最大級のECモール「Shopee」、東南アジア地域最大級のECプラットフォーム「Lazada」などと連携している。今回、Coupangとの業務連携により、日本企業が韓国市場で新たにビジネスを始めることができる出店サポートをメニューとして追加した。韓国向けのプロモーションはソフトバンクとBEENOSグループが連携し、企画提案する。Coupangは日本企業の韓国でのビジネスチャンスを増やし、流通拡大を目指す。

国内でECサイトを運営する企業は、BEENOSグループと連携することで、Coupangへの出店サポートサービスを受けることが可能。掲載する商品ページは「Coupang」の規則にのっとりBEENOSグループが翻訳、適正化し、現地顧客からの問い合わせにも対応する。商品データの登録連携および商品ページやカスタマーサポート、海外配送の運用代行を委託できるため、日本企業は既存のECサイトに特別なオペレーションを追加することなく、簡単に「Coupang」内に旗艦店の設置・運用ができ、韓国への販売を行うことが可能になる。

BeeCruiseは7月29日、CoupangやSoftBankと合同でウェビナーを開催する。ウェビナーでは韓国での越境ECのノウハウや、Coupangでビジネスを始める方法を紹介する。BeeCruiseは出店サポートなどのサービスを紹介する。



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