2021.06.28

ぐるなび、「楽天ぐるなびデリバリー」「楽天ぐるなびテイクアウト」を7月1日スタート 「食の総合サービス」へ進化

飲食店情報サイトを運営するぐるなびは7月1日、楽天グループの「楽天デリバリー」事業及びテイクアウト事業を承継し、サービス名を「楽天ぐるなびデリバリー」「楽天ぐるなびテイクアウト」と改称して運営を開始する。クロスユースが可能な「食の総合サービス」へと進化を図り、ユーザーの利便性向上と飲食店の収益源拡大を目指す。また、同サービスの運営開始を記念し、「楽天ポイント」がお得に貯まる「サービス名変更記念!最大1200ポイントキャンペーン」を実施する。

【<画像3点>「ぐるなび」が加盟飲食店に調査したデリバリー導入状況】

「楽天デリバリー」事業及びテイクアウト事業を承継して運営を開始する、「楽天ぐるなびデリバリー」は、全国1万2000店以上のメニューを注文可能な出前・宅配注文サービス。「楽天ぐるなびテイクアウト」は、事前注文・決済型のテイクアウトサービスとなる。

飲食店情報サイト「ぐるなび」が2021年5月に加盟飲食店を対象に実施した調査によると、デリバリーを導入している飲食店は51.5%(そのうち、コロナを受けての導入が36.6%)、テイクアウトを導入している飲食店は81.7%(そのうち、コロナを受けての導入が37.6%)となった。一方、「ぐるなび」ユーザーを対象とした調査では、デリバリーの利用頻度は、月1日以上の利用が42.5%、テイクアウトの利用頻度は月1日以上の利用が80.9%という結果になった。これらの調査結果を受け、ユーザーが飲食店の味を楽しむ手段は多様化しており、飲食店の収益源の多角化も加速しているとの見解を示した。

ぐるなびでは、この度の「楽天ぐるなびデリバリー」および「楽天ぐるなびテイクアウト」サービスの運営を皮切りに、ユーザーが1つの会員情報やアプリ上で飲食店のイートイン予約だけでなく、デリバリー、テイクアウト、EC等のクロスユースが可能な「食の総合サービス」へと進化を図る考え。これによりユーザーの利便性をより一層高め、データマーケティングの効率の向上につなげるとともに、ユーザーと飲食店のマッチングを強化することで、飲食店の収益源拡大やリピーターの獲得につなげるとしている。

「ぐるなび」の総有料加盟店舗数は5万5763店(2021年3月時点)、「ぐるなび」会員数は2116万人(4月1日時点)、楽天グループのIDと連携した会員数は455万人(2021年3月時点)となっており、中期的には1000万人のID連携を視野に入れている。これまで培ってきた「ぐるなび」と飲食店との強固なネットワークと、楽天との連携を通じて、サービスの強化を推進していくとしている。

両サービスの運営開始を記念し、7月1日より8月2日までの期間、「楽天ポイント」がお得に貯まる「サービス名変更記念!最大1200ポイントキャンペーン」を実施する。「ぐるなび」「楽天ぐるなびデリバリー」「楽天ぐるなびテイクアウト」の予約・注文を初めて利用すると、サービス利用ごとに「楽天ポイント」300ポイントを進呈する。 また、3サービス全てを初めて利用した場合、さらに300ポイントが進呈され、最大1200ポイントが貯まるキャンペーンとなる。キャンペーンを通じて、ユーザーのクロスユースによるサービス利用を促進し、飲食店への送客につなげる。

ぐるなびは、「食でつなぐ。人を満たす。」という存在意義のもと、事業を推進しているとし、今後も「飲食店経営サポート企業」としてさらなるサービスの拡充を図っていく考えを示した。



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