高確率でTwitterトレンド入りを実現
「Simeji」は着せ替えサービスやコンテンツの機能を活用し、Z世代に確実にリーチしたり、話題性を高めたりできるPRメニューを拡充している。
主力のPRメニューとしては、着せ替えを活用したアプリDLやSNS拡散を促す施策がある。
「代表例としては、スマホゲームが人気キャラクターとコラボした際に、ゲームアプリをDLしたユーザーへコラボの着せ替えをプレゼントするキャンペーンがある。DLを条件とすることで、そのキャラクターを好きなユーザーにゲームアプリで遊んでもらうきっかけを作れるだけでなく、アプリマーケット内でのランキングが急上昇することで、ゲームの認知を拡大することができる。ゲームアプリの場合は、DLが条件になるが、商品やサービスのPRの場合は、SNS拡散を条件とすることでツイッターのトレンド入りを実現できる」（バイドゥ AI tech営業本部 本部長 金谷徹氏）と話す。
「呪術廻戦」など人気コンテンツとのコラボ実績が豊富商品やサービスがIP（知的財産）や芸能人とコラボしていれば、そのコラボ着せ替えのプレゼントをフックに、ツイッターでのフォローやリツートを促すことができる。
「呪術廻戦」のTweet数推移。コラボ実施でTweet数が伸びている「フォロー＆引用リツイートを条件にすることも可能になった。これによりトレンド入りさせられる確率が上がった。コラボをブーストできるのは一番の武器だ」（金谷本部長）と語る。
バイドゥ AI tech営業本部 本部長 金谷徹氏うまく仕掛けを考えられる企業との取り組みであれば、商材は問わないという。
「BTS」コラボが即完、物販メニューも提供
今年5月には初めて物販企画を実施した。光文社が運営するECサイト「kokode.jp（ココデ）」と協業し、人気K-POPグループ、BTSのモバイルゲーム「BTS WORLD」公式グッズを「Simeji特設ショップ」において48時間限定で先行販売した。
「キーボード上やアプリ上で告知を行い、ユーザーへ周知を図った。特集ページをSNSでシェアすることによって購入権限を得られるように仕掛けたことで、ツイッターに1万以上の投稿が集まった。すぐに完売するアイテムも続出し、手応えを感じることができた」（古谷チームリーダー）と話す。
「BTS WORLD」公式グッズを先行販売今後、有名人のグッズだけではなく、食品や日用品などさまざまなカテゴリーの商品の販売も支援していきたい考えだ。
アプリDLやSNSでの話題性の獲得などに加え、ダイレクトな購入を促進するメニューを持つことで、企業の要望をかなえる選択肢が増えたわけだ。
「Simeji」はZ世代への世代への高いリーチ力と、プロモーションの提案力を生かすことで、マーケティングプラットフォームとしてより一層、成長していく。
