2021.06.21

DGフィナンシャルテクノロジー、電縁のAIスマートチェックイン「maneKEY」に総合決済ソリューション「VeriTrans4G」の提供開始

DGフィナンシャルテクノロジーは6月9日、電縁が提供するAIスマートチェックイン「maneKEY(マネキー)」に、業界最多レベルの決済手段に対応した総合決済ソリューション「VeriTrans4G」の提供を開始した。「maneKEY」を利用する宿泊施設の決済手段の追加、それに伴う運用不可の軽減に貢献し、キャッシュレスの側面から事業者のDX化を支援する。

電縁が提供するAIスマートチェックイン「maneKEY」は、非対面でのカウンター業務を可能にすし、宿泊施設のチェックイン業務を省力化するIoTソリューション。AIを活用した本人認証により、無人でのチェックイン対応を可能にした。人材不足を解消するだけでなく、Withコロナに向けた「非対面での新しい接客様式」によって、宿泊客と施設管理者の双方の安心・安全に寄与する。

「maneKEY」に提供を開始した「VeriTrans4G」は、クレジットカード、コンビニ、銀行などの基本決済はもとより、電子マネー、キャリア決済、PayPayをはじめとする各種ID決済のほか、銀聯、Alipay、PayPal等の国際決済まで、業界最多レベルの決済手段に対応した次世代型総合決済ソリューション。クレジットカード情報の非保持化に完全対応した国内最高水準のセキュアなシステムを基盤に、継続課金やカード情報更新機能などの基本機能や不正利用を防止する多様なセキュリティオプションを標準提供する。

サービスやセキュリティ要件等が追加された場合も、事業者負担を最小限に留める柔軟な拡張性を持つシステムを構築しており、「VeriTrans4G」を利用する事業者は新たな決済手段もスムーズに導入できる。導入後は、DGフィナンシャルテクノロジーの管理画面で取引情報を一元管理でき、収納金はその他決済手段の預り金と一括で精算、または振込されるため、新たな決済方法の追加による運用負荷を抑えることができる。

決済においてはチェックアウト時以外にも必要とされるケースがあり、今回の連携によりチェックイン前でも決済が可能となった。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、宿泊業界および民泊業界は感染拡大防止策を早急に実施し、顧客と従業員に安全なサービスを提供することが求められている。全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会が発表した「宿泊施設における新型コロナウイルス対応ガイドライン」では、デジタルツールを活用した「カード決済による非対面チェックアウト手続き」を推奨している。

今回の「VeriTrans4G」との連携により、「maneKEY」を利用する際の決済の選択肢を増やすとともに、宿泊事業者ごとによりマッチした選択を可能にすることで、宿泊者にとってより安全・安心な環境を提供できるとしている。 

まずはクレジットカード払いへの対応となるが、「VeriTrans4G」は電子マネーやキャリア決済、PayPayなどの各種ID決済にも対応しており、随時対応予定としている。



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