2021.06.13

【「ebisumart」三石祐輔取締役CMOに聞く】クラウドECで構築実績No.1 上場で案件数や規模拡大、新プラン開発も

ECソリューションマップ2021【ECサイト構築サービス編】


インターファクトリーが提供するクラウドコマースプラットフォーム「ebisumart(エビスマート)」はこのほど、導入サイト数が700を突破した。カスタマイズ対応する中堅・大手企業向けクラウド型ECサイト構築サービスでは、ナンバーワンの実績を誇る。コロナ禍でのEC市場の拡大に加え、昨年8月に東証マザーズに上場したことで、依頼件数や案件規模が拡大している。今後、ハイエンド向けプランの構築などを検討し、より多くの有力企業へのサービス提供を目指している。勢いに乗る同社の近況や戦略について取締役CMOの三石祐輔氏に聞いた。



取締役CMO 三石祐輔氏

――コロナ禍で依頼件数は伸びているか?

コロナ禍で引き合いは増えている。昨年8月に株式上場したことで、知名度や信頼度が向上したこともお問い合わせが増えた要因になっており、以前に比べて約1.6倍増加している。数だけでなく、魅力的な企業からの問い合わせも増えている。

――ここ1年間で特に強化した機能やサービスは?

BtoB事業者向けの機能を強化している。これまでカスタマイズで提供していた得意先管理や管理業務(見積もり作成)などBtoB‐ECでニーズの高い機能をオプションで提供できるように機能開発した。オプションで安価に迅速に提供できるようにすることで、導入障壁を下げることができている。

今年6月から、EC事業に関するさまざまな相談に対応する新サービス「ビジネスグローアップサポート」の本格提供を開始した。コンサルティングからマーケティングの支援、業務効率化の支援までサポートする範囲は広い。しかもこのサービスは「ebisumart」の導入企業でなくても対象になる。これまでカスタマーサクセスの一環として「ebisumart」の導入企業に提供し、磨きをかけてきたサービスを、より多くの企業に利用してもらいたいと考えた。このサービスで当社との接点が増えれば、将来的に「ebisumart」を導入していただけるチャンスも増える。

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