2021.06.04

BtoB卸モール「NETSEA」、東南アジア最大級のECモール「Lazada」と提携 バイヤーの越境ECを支援

SynaBizはこのほど、国内最大級のBtoB卸モール「NETSEA(ネッシー)」において、東南アジア最大級のECプラットフォーム「Lazada」を運営するLazada South East Asia Pte Ltdと業務提携し、「NETSEA」のバイヤーの「Lazada」への販路拡大支援を開始する。その一環として、「NETSEA」バイヤーに対する合同セミナーを開催する。「NETSEA」掲載商品の海外消費者向け販売機会の創出を図る。

「ネットで仕入れ」の意味を持つ「NETSEA」は、大手企業から中小企業まで、登録バイヤー数約43万社を誇る法人向けのBtoB卸モール。一方「Lazada」は、インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナムの6カ国で越境ECを展開するECプラットフォーム。操作画面から簡単に利用できる自動翻訳機能や、日本国内のLazada仕分けセンターに送るだけでその後の輸出は「Lazada」に任せられる仕組みを備え、日本にいながら東南アジアの約6億人に対し商品を販売することできる。2020年の夏に、正式に日本の越境セラーを募集開始した。

今回の業務提携により「NETSEA」は、東南アジアで売れる商材のレコメンド、「Lazada」アカウント開設バイヤー特典の提供を行う。また「Lazada」は、「NETSEA」バイヤーに向けた特別プランの提供、1対1でのフォローや現地情報の共有など「NETSEA」バイヤーへの出店サポートを行う。これにより「NETSEA」バイヤーは、より効率的かつお得に「Lazada」への販路拡大が可能になる。

業務提携の一環として、「NETSEA」バイヤーに対する合同セミナーを開催し、セミナーに参加し、「Lazada」アカウント開設したバイヤーには、「NETSEA」から「Lazadaアカウント開設記念!仕入れ応援クーポン」のプレゼントを行うとしている。この合同セミナーは、今後定期的な開催を予定しており、「NETSEA」会員に電子メールにて案内するとしている。

「NETSEA」のバイヤーは、日本国内に登録住所・配送先住所を持つ必要があり、従来は海外在住者が商品を仕入れることはできなかった。 海外在住者でも商品を仕入れられるよう、2020年10月に海外バイヤー向け販売サイト「NETSEA Cross-border wholesale」をオープンし、越境ECへの取り組みに着手している。海外へのバイヤーへの販路拡大に加え、今回の取り組みのように日本在住のバイヤーに対する越境ECへの販路拡大支援を行うことで、「NETSEA」掲載商品の海外消費者向け販売機会を創出していく考えを示した。



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