2021.06.06

入浴剤ブランド「BARTH」、2020年のEC売上2倍 SNSと交通広告を有効活用

ブランドエンゲージメント マーケティング&PRマネージャー・武田瞳氏(写真右)とEC担当・山口哲平氏

入浴剤や睡眠ウエアの販売や飲食事業を手掛けるTWO(トゥー)は2018年から、自社ECサイト「BARTH(バース)公式ブランドサイト」を運営している。取扱商品は自社ブランドの入浴剤「BARTH(バース)」。新規顧客獲得のために、SNSと交通広告を頻繁に活用している。その結果、2020年1―12月の売上高は、前年比2倍の規模に伸長した。

「BARTH(バース)」は、世界でも希少な中性重炭酸泉を再現した入浴剤。中性重炭酸泉につかると、低いお湯の温度でも体が温まり、新陳代謝を促す効果がある。トゥーは中性重炭酸水を独自の技術により、入浴剤として商品化した。

「入浴剤は実際に使ってもらわないと良さは伝わりにくい」(マーケティング&PRマネージャー・武田瞳氏)と考えている。同社はSNSと交通広告を活用し、試供品として同商品を無料配布した。

2019年11月、ツイッター上で「BARTHなんでも相談所」というキャンペーンを実施した。トゥーが指定したハッシュタグを付けて悩みを投稿すると、その悩みに応じて必要な入浴剤の数を郵送で届けるというものだ。

ツイッター上では、「フォロワーのあの人が応募しているから、私も応募してみよう」という声が多く見られた。3週間弱の期間で合計3万個を配布する結果となった。

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