EC物流支援のイー・ロジット、埼玉・草加に新拠点 ドミナント戦略で波動対応

EC物流支援のイー・ロジットは6月、埼玉・草加に新たな物流センターを開設する。延床面積約2万4000平方メートルの規模で、1棟貸し倉庫の約半分を使用する。東京・足立のほか埼玉・三郷など、既存の物流センターを活用したドミナント戦略を展開することで、クライアントの都合や物量の波動に対応していく。
　
近隣には、既存の埼玉FC、三郷FC、足立FC、東京FCがあり、新たな物流拠点の開設で関東では5拠点目となる。物量に応じて、近隣のセンターと人員や荷物量を調整。作業効率が悪化しないように対応していく。
　
都内およびその近隣に物流センターを集中することはコスト的に負担となるが、「ドミナント戦略による波動対応を目的に、センターの開設エリアを集中させている」（通販物流営業部・土橋惠司課長）と言う。
　
イー・ロジットは昨年11月、千葉・習志野に新物流センターを開設したばかり。今期は年内にも、食品通販に対応できる三温度帯の物流拠点を開設する予定だ。