2021.05.26

「ECマスターズクラブ」、楽天、ヤフー店の”稼ぐ力”鍛える強化プログラムが人気 データ解析で成長ステップを可視化

全国のショップとオンラインで学び会うことができる

日本ECサービスが運営するネットショップのための会員制サポートサービス「ECマスターズクラブ」内で提供する、特別強化プログラム「ECマスターズブートキャンプ(ブートキャンプ)」が人気を集めている。「ECマスターズクラブ」会費に加えて、「ブートキャンプ」に参加するには月額1万円(税別)かかるが、参加者は増え続けている。今年5月から「楽天市場」に加えて、「Yahoo!ショッピング」のサポートも開始。サービスを拡充したことで、会員の参加が加速しているという。

「ブートキャンプ」は毎月のデータ解析レポート、オンライン講座、参加者限定コミュニティを組み合わせたオンラインコンサルティングのようなサービスだ。「ECマスターズクラブ」を使い倒すためのオプショナルサービスともいえる。

参加ショップは通常1万5000円かかるデータ解析レポートで「楽天市場」と「Yahoo!ショッピング」の店舗の現状を可視化できる。このレポートは日本ECサービスが、レポートツールの提供企業と連携することで、月額1万円のプログラム内で提供できるようになったという。


最大26項目の解析レポートを提供

さらに、毎週のようにZOOMで実施するオンライン講座で、データ解析レポートの見方やそれに基づく改善策、「ECマスターズクラブ」が提供するツールの活用法などを解説している。参加者限定のFacebookグループで相談や情報共有も可能。サポート会員というノウハウに長けたショップも参加しており、実践事例を基にアドバイスを受けることもできる。

「ECマスターズクラブ」は会員になるとショップ運営に役立つ情報掲示板や運営の手間を省く便利ツールなどを利用できたり、「ECマスターズLIVE」や「公開コンサルティング」などオンラインセミナーを受講できたりするサービスだ。会員数は1500社を超えており、約7割のショップが参加後に売り上げや利益を伸ばしている。ただ、中には「どこから手を付けていいかわからない」「1人で作業しているのでモチベーションが上がらない」などの理由で、「ECマスターズクラブ」を使いこなせていないショップもあったという。

そこで「スタートアップサポート」と題して、会員をより具体的にサポートできるサービスを2020年9月に開始。今年5月から「楽天市場」に加え、「Yahoo!ショッピング」のサポートも開始し、サービス名を「ECマスターズブートキャンプ」と改めて提供。累計参加者数は468人にのぼる。

「ECマスターズクラブ」に入会間もないショップや、スタッフのスキルを高めたいショップ、モールでの運営ノウハウを高めたいショップなどが参加し、効果を実感している。中には1ショップで7人のスタッフを参加させているケースもある。「ブートキャンプ」参加後に「売り上げギネスを更新した」「広告なしで売り上げが伸び、利益率も高まった」などの喜びの声も届いている。


実際に参加した店舗のデータ


「ECマスターズクラブ」
https://ec-masters.club/





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