2020.03.19

【押さえておきたい!ECトレンドワード】「ヘッドレス・コマース」

多様なタッチポイントでのシームレスに利用できる仕組み

従来のECプラットフォームでは顧客接点となる商品画面やカート画面などのView層とそれらのデータを扱うモデル層はひとつのシステムになっていました。「ヘッドレス・コマース」ではView層を切り離し、APIでつなぐことでさまざまなデバイスやCMS、ネイティブアプリへの接続を可能にし、さまざまなタッチポイントで顧客がシームレスに購入できる環境を整えることができます。



左の図は一般的なパッケージシステム構築例。右2つが「ヘッドレス・コマース」への対応パターン


「ヘッドレス・コマース」を実現するためにはマイクロサービスアーキテクチャで構成することが有効です。従来のモノリシックなアーキテクチャでも構築できなくはありませんが、それぞれのデバイスやCMS毎にシステムを構築しなければならず、費用も期間も必要となります。マイクロサービスアーキテクチャを活用することで、View層との作業の分業も可能となり費用と工数、期間を削減することもできます。


<コンテンツ制作協力>
株式会社コマースニジュウイチ
取締役 CTO 村松史朗

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