2021.05.01

ポケットマルシェ、GWの「おうちごはん」に生産者直送の魚介類が人気 昨年4~5月は約1.7倍に

ポケットマルシェは4月23日、産直アプリ「ポケットマルシェ」における2020年4~5月の魚介類の販売動向を公開した。緊急事態宣言下であったゴールデンウィーク期間中を含む、同時期の魚介類の売上比率は前年比1.7倍となり、外出自粛により自炊の頻度が増加する中で、魚介類の購買需要が高まったことがわかった。新型コロナウイルス感染拡大の影響が続く今年も、2021年4月23日時点で約1200点の魚介類が出品されている。

このほど公開した2020年4~5月の魚介類の売上比率は、2019年の同時期に比べ、2020年4月は17.4%増加し39.1%、2020年5月は13.1%増加して35.1%。2020年4~5月の売上比率の平均は、前年比1.7倍と高まったことがわかった。



注文数上位50商品中の魚介類の商品数は、2020年4月は前年より10品増加して23品(前年比1.8倍)、2020年5月は前年より11品増加して16品(前年比3.2倍)だった。また、「ポケットマルシェ」内におけるキーワード別検索回数の推移から、「鯛」「サーモン」といった魚介類の検索回数が、2020年4~5月にかけて増加していることがわかった。





ポケットマルシェは、魚介類の購買需要が高まった背景の1つ目として、緊急事態宣言の発出に伴う外出自粛等による、自宅で料理をする機会の増加を挙げた。2020年8月の同社の調査では、コロナ下で全体の約6割が「自炊が増加した」と回答したという。また、昨年の緊急事態宣言下では、「おうち時間」を利用し、初めてさばくところから魚を調理するユーザや、何が届くかわからない魚介類の詰め合わせ商品を「鮮魚ガチャ」と呼んで楽しむユーザも見られたとしている。

さらに背景の2つ目には、新型コロナウイルス感染拡大に伴う飲食店の休業や営業時間の短縮、休校、イベントの中止等の影響を受けて販路が縮小した生産者を応援する目的で、生産者から直接食材を購入する「応援消費」の動きが広がったことを挙げた。2020年8月の同社の調査では、「ポケットマルシェ」を利用したきっかけとして、約半数が「新型コロナウイルスの影響で困っている生産者を応援したかったから」と回答したという。

また、2020年4~5月には、魚介類を扱う生産者の「ポケットマルシェ」新規登録数が増加しており、これも新型コロナウイルス感染拡大の影響によるものとの考えを示した。



2021年4月23日時点では、「ポケットマルシェ」における魚介類の累計登録生産者数は435名になり、約1200品の魚介類の商品が出品されている。内臓が取られた状態で発送され、はじめて魚をさばく人でも挑戦しやすい「☆生☆国産サーモン丸ごと1尾 月曜〆金曜発送」(1尾/5400/税込)、何が届くかわからないワクワク感を楽しむことのできる「【輪島港直送!】 その日のおまかせセット」(1箱2~3kg/2700円/税込)、真鯛と一緒に塩釜焼き用の材料が同梱され、手軽に塩釜焼きにチャレンジできる「真鯛の塩釜セット」(真鯛約1kg 塩1.2kg/3218円/税込)など、ゴールデンウィーク中のおうち時間を楽しめる商品もラインアップする。





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