2021.04.26

【楽天モバイル回線のウェブパフォーマンス計測開始】Spelldata、携帯主要4社のモバイルサイト計測に対応

ウェブパフォーマンスの監視・計測ツールを手掛けるSpelldata(スペルデータ)は4月20日、楽天モバイルの回線を利用した携帯サイトの表示速度計測を開始した。これにより、スペルデータは日本の MNO(移動体通信事業者)4社全てにおいて計測が可能となった。NTTドコモ、au、ソフトバンク の携帯回線を利用したモバイルサイトの計測はすでに対応している。

計測できる場所は、スペルデータがウェブサイト表示速度(ウェブパフォーマンス)計測センターを設置している東京・大阪・福岡・札幌の4拠点。現在は4・5Gでの通信だが、5Gのエリアに入り次第、順次5G通信での計測に移行していく。

今回、楽天モバイルの回線を計測に加えた理由は、楽天モバイルのユーザー数が増え続けていること。楽天モバイルは2021年4月8日時点で390万回線を突破しているという。このペースでユーザ数が増えた場合、年内に 1000 万ユーザに達し、顧客体験を計測・監視する上で無視できないユーザー群になるとみている。総務省が21 年 4 月 14 日、東名阪エリアを除く全国において、1.7GHz 帯の周波数を楽天モバイルに割り当てていることも理由の一つだ。

スペルデータは各地方都市に計測センターを設置・管理し、顧客企業のウェブサイト表示速度の携帯網を経由した計測を24時間365日行っている。今後は、NTTドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルの計測対象都市を増やすことで、デジタル体験監視のカバーエリアと人口カバー率を拡大して、企業や自治体などのデジタルサプライチェーンの運用・監視を支援していく考え。


「Spelldata」
https://spelldata.co.jp/





RECOMMEND合わせて読みたい

RELATED関連する記事

RANKING人気記事