2021.04.27

「小樽洋菓子舗ルタオ」のケイシイシイ、コロナ禍にEC売上140%へ サイト刷新で表示速度を大幅改善

「小樽洋菓子補ルタオ」のECサイトとケイシイシイの柴田哲氏(写真中)、竹内綾佑氏(写真右)


リニューアルで買いやすく、表示速度も改善


――リニューアルで重視した点は?

柴田:上位のお客さま向けの施策など当社独自のサービスを実現するために、カスタマイズできるシステムが必要でした。その上でセキュリティに強みがあり、テレビに取り上げられた際などのアクセス集中にも対応できるサーバー環境があることも重要でした。「ebisumart」はその条件をクリアしているソリューションだと判断しました。

――リニューアルでどういった点が改善できましたか?

柴田:リニューアル前のECサイトでは、購入フローが長く、お客さまにご不便をおかけしていました。自家需要とギフト需要に対応しており、ギフトでは複数の送り先を設定できるようにする必要があるため、購入フローが複雑になっていました。リニューアル後は以前より購入フローを簡略にでき、注文しやすくなったと思います。

サイトの表示速度も早くなりました。表示速度の計測値はリニューアル前は低評価でしたが、リニューアル後に中評価に改善できました。 表示速度は購買率や、今後グーグルなどの検索結果に影響が出るので改善できてよかったです。

――「ebisumart」のサポートはどうですか?

柴田:システムのカスタマイズや改修の際には、細かいところに気付いていただけるので安心して任せられると感じています。カスタマーサポートの返信もスピーディーにいただけるので助かっています。

――サービス面で強化した点はありますか?

柴田:今年1月、異なる温度帯商品をまとめて配送できるようにしました。以前は冷蔵商品と冷凍商品をまとめて注文した場合、2個口に分けて配送していました。そうすると商品を別々に受け取る必要が生じ、さらに2個分の送料がかかってしまっていました。今回、異なる温度帯商品をまとめて送れるように仕組みを変更し、それに応じてシステムも改修しました。

竹内:決済ではリニューアルに合わせて「ⅾ払い」を追加しました。今後、「PayPayオンライン決済」にも対応する予定です。


ケイシイシイ ダイレクトマーケティング部 竹内綾佑氏

――今後、強化したいと考えている点は?

竹内:リアル店舗とECサイトの顧客情報を連携できるような仕組みを構築していきたいと思っています。さらに、お客さまの利用状況に応じてパーソナライズした情報を提供できるようにしたいと考えています。ECサイトでお客さまに合わせた商品やコンテンツを紹介するだけでなく、DMでもお客さまに最適な内容のクリエイティブで届けられるようにしたいと考えています。

柴田:シーズン施策としてはホワイトデーが終わり、母の日商戦へ入っていきます。当社ではスイーツと花の「母の日セット」の取り扱いを強化しています。ECサイトをリニューアルして最初の母の日ですので、より多くのお客さまにご利用いただけると期待しています。


母の日向け商品やキャンペーンを展開


「小樽洋菓子舗ルタオ」
https://shop.letao.jp/

「ebisumart」
https://www.ebisumart.com/




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