2021.04.15

近鉄百貨店、4カ年の中期計画策定 EC強化で売上100億円へ

近鉄百貨店は4月12日、2021年度から始まる4カ年の中期経営計画を策定し、EC事業の強化を盛り込んだ。国内と越境を合わせたEC事業の売り上げは2024年度までに100億円を目指す。
 
リアル店舗の補完機能から、ポートフォリオの一角を担う事業としてECの成長を図るとしている。
 
国内ECは、強みであるギフト、食品、化粧品に加え、生活の必需品や食料品、SDGs対応商品など幅広く提案するサイトの構築を目指す。さらに外部モールへの出店強化、BtoB領域の新たな卸ビジネスの構築にも取り組む方針。
 
越境ECは、販路の拡大や商品力の強化に加え、国内外へのプロモーション強化で事業拡大を目指す。モールへの出店強化や、バイヤー向けサイトへの出店など、越境においてもBtoBの強化に乗り出す。
 
現在、越境ECは中国がメインだが、「これからの取り組みの中で、中国以外の国にも広げていきたい」(広報)と話している。



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