2021.03.29

東栄新薬、露地栽培アガリクス「KA21株」 経口摂取で多様な美容効果

【マウス試験による発毛効果の評価】


サプリメントを製造・販売する東栄新薬のブラジル産露地栽培アガリクス「KA21株」の経口摂取により、さまざまな美容効果が得られることを確認している。試験では、肌がダメージを受けた際に、創傷部位で、赤ちゃん肌に多いとされるIII型コラーゲンが増加し、創傷治癒効果を発揮することが明らかになっている。そのため、経口摂取により、肌のアンチエイジング効果が得られる可能性が示唆されている。その他、経口摂取により、乾燥に対する肌のハリを維持する作用や育毛効果が得られることも分かっている。

ベビーコラーゲン増やす

ブラジルで露地栽培を行ったアガリクス「KA21株」は「β―グルカン」やビタミンDを豊富に含有する。同社では同素材について、免疫や美容などの幅広い分野でエビデンスを蓄積している。

同社と東京薬科大学が共同で行った研究では、KA21株に、創傷治癒促進効果があることが分かってきている。同研究では、マウスによる動物試験の結果、KA21株の摂取が、TGF―βやIII型コラーゲンの合成活性化を介して、創傷の治癒を促進することが示唆された。

傷口のリアルタイムPCR検査では、赤ちゃん肌に多いため、「ベビーコラーゲン」とも呼ばれる「III型コラーゲン」を増やす効果も確認された。そのため、同社では「キングアガリクスの経口摂取による美肌効果も期待される」としている。

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