2021.03.22

【「楽天SOY2020」受賞店に聞く】「おとぎの国」テレビCMを動画に応用

【楽天SOY2020】<動画賞>
「おとぎの国」



「楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー2020」で「動画賞」を受賞した「おとぎの国」の代表取締役社長 鬼武公洋氏に『受賞要因』や『今後の戦略』などを聞いた。




代表取締役社長 鬼武公洋氏

動画賞を受賞できた背景は分からないが、商品ページのところに、テレビCMで使った動画を張り付けて、再生回数と売り上げが伸びたことが要因なのかもしれない。

4年ほど前、福岡や大分など九州エリアでテレビCMを放送しており、その動画をそのまま商品ページにつけた。当社の主力である炭酸水の販促プロモーションも兼ねて動画を掲載したことが結果的にうまくいったのではないか。

長年、楽天市場で販促を展開していることもあり、ありがたいことに一定のリピーターがいる。既存顧客以外にも、コロナの影響でテレワークとなった新規の顧客からの注文も増えた。

ただ、当社は炭酸水以外にも、いろいろなアイテムを販売しているが、コロナで売り上げが下がったものもある。需要と供給のバランスを考慮し、2020年は食品領域の販売を強化。在庫や生産管理、物流整備など、バックヤードの部分もしっかりとできたことが安定した売り上げ確保にもつながった。

今年は、高付加価値の商品開発に注力していく。昨年は、戦略的に流通量を増やす販促に注力し、薄利多売の展開を行ってきた。今年は、新商品としてCBDの炭酸水などを軸に、販売を強化していく。当社は水の販売には強いものの、水だけでは、他社と差別化が図れない。そこでCBDに着目し、飲み物として提供していく。


【<総力特集>楽天SOY2020】受賞63店に直撃取材!『コロナ禍の成長戦略』を聞く
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