【「楽天SOY2020」受賞店に聞く】「chuya-online」オーディオ関連も販売好調

【楽天SOY2020】＜楽器 ジャンル大賞＞
「chuya-online」

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「楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー2020」で「楽器 ジャンル大賞」を受賞した「chuyaｰonline」の社長室・室長 久保山哲氏に『受賞要因』や『今後の戦略』などを聞いた。

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久保山哲氏

4年連続で受賞を達成できた。顧客の利便性と満足度を高めてきたことが要因になったと考える。2020年は、前年の売り上げを超えるのは難しいと思い、受賞はできないのではと考えていたが、「巣ごもり需要」が追い風となった。

顧客の利便性を高めるという点で昨年は商品数を大幅に拡充した。現在、ECサイトでは5万品目以上の商品を取り扱っている。コロナ禍で楽器を新たに始めた人や、もう一度、演奏を始めた経験者のニーズが広がった。

楽器を始めるために必要な教本や楽譜の販売も大きく伸長した。自宅でレコーディングやゲームの実況をする人が増えたことで、オーディオインターフェースの販売も好調だった。Zoom(ズーム)によるウェブ会議が浸透し、「より高音質で会議をしたい」といった需要も販売を押し上げた。1カ月で1000台以上売れた品目もあった。

競合他社と同様に、初心者向けのエレキギターやベース、アコースティックギターの人気が上昇したが、それ以上に周辺商材の出荷数が増加した。

当社は、これまでギターの弦やアンプなどの販売に力を注いできた。ギターの弦をセットにするのではなく、単体で購入できるようにしたことも利便性向上につながったとみている。


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