メンズスキンケアブランド「BULK HOMME（バルクオム）」を展開するバルクオムは3月5日、マーケティングライセンシングカンパニーである刀と資本提携を行ったと発表した。刀社が持つマーケティングノウハウを取り入れ、グローバルNo.1シェア達成に向け、組織・戦略の強化を図る。
2013年に事業を開始したバルクオムは、「世界のメンズビューティをアップデートする」というビジョンおよび「世界No.1シェアのブランドをつくる」というミッションの実現に向け、メンズスキンケアのベーシックを追求。オリジナルブランド「BULK HOMME」の商品は、公式オンラインストアのほか、全国3000店舗以上の小売店・ヘアサロンにて販売。グローバル展開では、アメリカ・中国・シンガポール・イギリス・フランスなど11の国と地域へ進出している。
一方、刀は、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン（USJ）の再建の立役者として広く知られ、日本を代表する戦略家・マーケターの森岡毅氏が率いるマーケティング精鋭集団。「マーケティングとエンターテイメントで、日本を元気に」を大義に、提携先企業にマーケティングノウハウを移植し、世界でも戦えるように経営サポートを行っている。
今回の提携によりバルクオムは、ミッションの実現に向け、マーケティングライセンシングカンパニーである刀社が持つ広い事業領域における高度なマーケティングノウハウを取得し、より消費者に向き合うブランド設計を刀と共に行なうことで、最短かつ最大限の事業成長を目指すとしている。マーケティングを軸に一気通貫した経営体制を強化するため、刀社が持つマーケティング戦略の立案及び実行と、そのための組織体制構築のノウハウの提供を受けるとしており、主な実施プログラムとして、「マーケティング戦略立案・実行プログラム」「組織設計・経営システム支援プログラム」「マーケティング人材育成プログラム」を実行する。
バルクオムは今後、刀社との協業による消費者視点のブランド設計/コミュニケーション戦略等の強化を通し、事業成長を更に加速させることで、まずは数年内でのメンズスキンケアブランド国内シェアNo.1獲得実現を目指していくとしている。
