2020.03.13

ヤフーとイオン九州、自転車配達サービス「PayPayダッシュ」を試験運用開始

ヤフーとイオン九州は3月12日、自転車配達サービス「PayPayダッシュ」の実証実験を3月16日から実施すると発表した。福岡県天神エリア限定で、イオンショッパーズ福岡店の約150種類の商品を注文から最短30分で自転車にて配達する。また実験開始に先駆け、「PayPayダッシュ」のアプリ(iOS版・Android版)の提供を3月12日から開始した。

実店舗から配達先のラストワンマイルの即時配達ニーズを把握するとともに、今後の取扱商品の拡大や他の地域での展開の検討に用いることで、買い物体験の向上を図るとしている。

利用者は「PayPayダッシュ」アプリを用いて配達先を指定し、お弁当やパン、飲料、お菓子などの商品を注文できる。注文を受けた「PayPayダッシュ」の配達員は、店舗で該当商品をピックアップし、自転車で配達する。支払いは、商品受け取り時に利用者の「PayPay」アプリ上で行う「PayPay」決済、または商品注文時に「PayPayダッシュ」のアプリ上で行うクレジットカード決済のいずれかを選択できる仕組みだ。対象エリア内であれば自宅以外の配達先も指定できるため、勤務先での飲料やお菓子の調達などの用途でも利用できる。

実験の終了時期は未定だが、2020年3月16~31日の期間は送料無料。4月1日以降は注文状況などによって変動するとしている。

本実験は、物流分野においてイオン九州とソフトバンクやそのグループ企業が連携する施策の第2弾となる。第1弾として、イオン九州とラストワンマイル配送の実証実験を行ったソフトバンクが、オンラインとオフラインを結ぶ配達サービスを実店舗でのオペレーションに実装するノウハウを提供している。実験の概要は以下の通りとなる。


【「PayPayダッシュ」実証実験概要】
・サービスページURL
https://paypaydash.yahoo.co.jp/campaign/start/
・実施期間 2020年3月16日~終了時期未定
・対象エリア 福岡県西鉄福岡(天神)駅付近の一部地域
・取扱商品 お弁当、おにぎり、パン、カップ麺、飲料、お菓子、調味料など、約150種類
・送料 2020年3月16~31日の期間は無料。4月1日以降は注文状況などによって変動
・最低注文金額 700円~2000円、注文状況などによって変動

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