2020.03.11

ジャストシステム、EC&アプリ調査の総集編 ECの送料値上げを許容できる人は約7割

ジャストシステムは3月10日、同社が運営するマーケティングリサーチに関する情報サイト「Marketing Research Camp(マーケティング・リサーチ・キャンプ)」の調査による、「Eコマース&アプリコマース月次定点調査 2019年総集編 【トレンドトピック版】」を発表した。

Marketing Research Campでは、全国の17歳から69歳の男女1,100名を対象に、毎月1回「Eコマース&アプリコマース月次定点調査」実施している。今回発表した総集編は同調査の中から、ときどきのトレンドに焦点を当てて調査を行っている設問について、2019年12月までの調査データをまとめて分析し直したものになる。

サブスクリプション型ECの年代別利用割合などトレンド把握につながる設問、ECにおける送料の値上げの許容についてや「商品を探し疲れて、購入を諦めた」経験の有無などEC利用者の心理に迫る設問など、以下のトピックをピックアップし、2019年のEコマースやアプリコマース関連分野におけるトレンドに迫っている。


【2019年のトピックス】
・10代、20代の5割以上に、「サブスクリプション型EC」の利用経験
・ライブコマースの動画視聴経験者の半数に、商品の購入経験
・10代と20代の約5割が、「ネットスーパーを利用したことがある」
・4割以上に、EC利用時、「商品を探し疲れて、購入を諦めた」経験
・10代、20代、30代の4割以上が、商品購入時に「中古品としての売却を意識」
・スマートフォンでECを利用する人の約6割に、サイトやアプリの「応答速度が遅くて離脱」 した経験
・ECの翌日配送が必要な人は約4割。送料値上げを許容できる人は約7割
・約半数が「コンビニエンスストアでの支払いはキャッシュレス」。消費増税後に急増
・実店舗でのスマホ決済利用率は、「PayPay」が首位
・Instagramの「Shop Now」から、商品を購入した経験がある人は1割


なお、調査データをすべて収録した233ページのレポートは、「自主調査レポートページ」から無料でダウンロードできる。

「自主調査レポートページ」
https://marketing-rc.com/report/

「Eコマース&アプリコマース月次定点調査」概要
調査期間:2019年1月~2019年12月の間、毎月1回実施
調査対象:Fastaskのモニタのうち、17歳から69歳までを5歳ごとに、男女それぞれ50名ずつ割り付けて回収(合計1,100名)。
調査方法:セルフ型ネットリサーチ Fastaskでのアンケート調査

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