2021.02.21

【「楽天SOY2020」受賞店に聞く】<総合6位>「くらしのeショップ」調達力が鍵を握る

【楽天SOY2020】<総合6位/百貨店・総合通販・ギフトジャンル大賞/あす楽大賞>
「くらしのeショップ」


「楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー2020」で「総合6位」「百貨店・総合通販・ギフトジャンル大賞」「あす楽大賞」を受賞した「くらしのeショップ」の家庭機器事業部 eビジネス2部 営業2課長 田尻貴紀氏に『受賞要因』や『今後の戦略』などを聞いた。



家庭機器事業部 eビジネス2部 営業2課長 田尻貴紀氏

昨年は、新型コロナウイルスや緊急事態宣言など社会全体が大きく変わった一年だった。そんな中でも、商品の出荷や顧客対応などを含め、スタッフ全員でやり遂げた中での受賞は大変うれしい。当社は、宣言期間中はテレワークを推進し、会社への出勤率を半分以下にすることを掲げた。コールセンターなどの拠点を分散し、事務所の中でも分散型で対応。物流も群馬が起点となり稼働していたが、幸いにも感染者を出さず動けたことはよかった。

受賞要因は、他社より調達力が強かったからではないか、と思う。それだけでなく、商品画像や見せ方など、サイト内のコンテンツを充実させた。商品写真は、ユーザーが使用感をイメージしやすいよう工夫した。特に、かゆい所に手が届くような撮影を心掛けた。商品の撮影は、一部は社外で撮影することがあるが、ほぼ自社化し、社内で実施している。

今年は、昨年よりも物流網の整備を行い、調達力に力を入れる。ネット通販の倉庫は主に北関東が中心。しかし、当社には他にも物流拠点がある。その物流網にネット通販の流通も上乗せできるよう整備していく。まずは関西エリアから着手し、いずれは注文した翌日に商品が届くような流通網を全国に築いていきたい。

昨年は、コロナ禍の影響もあり、楽天市場全体の流通量が伸びた。そのおかげで、当社も販売力を強化することができた。今後も引き続き、楽天市場への集客力を高めていってもらうことを期待している。

難しいかもしれないが、レコメンド機能など、ユーザー目線を考慮したシステムが導入されれば、もっと楽天市場がより盛り上がるのではないかと思う。当社としては、今回の受賞で14年連続賞となった。15年連続賞という大きな目標に向けて、今年も全員で取り組んでいく。


【<総力特集>楽天SOY2020】受賞63店に直撃取材!『コロナ禍の成長戦略』を聞く
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