2021.02.18

越境ECサービス「Buyee」、北米の配送料が最大76%OFFの新配送サービス導入 米国向けの流通90.4%増に対応

BEENOSは、子会社が運営する越境ECの代理購入サービス「Buyee(バイイー)」において、2021年2月からアメリカ、カナダ、メキシコ向けの新配送サービスを導入した。今回のサービス導入により、国際配送料金は従来と比較して平均で約59%、最大約76%安くなった。

「Buyee」の2020年10‐12月期(第1四半期)の流通総額は前年同期比49.7%増で過去最高を記録している。中国やASEAN諸国など多くの国からの受注が伸びる中、特にアメリカでの流通は前年同期比90.4%増、ユニークユーザー数も90.8%増と大幅に拡大している。

新型コロナウィルス感染拡大の影響により停止を余儀なくされる国際配送サービスがある中、越境ECにおいて12年以上の実績があるBEENOSグループは独自のリレーションを活かして、他社に先駆けて物流手段を確保し、巨大マーケット・アメリカからの需要の取り込みに成功している。さらに今回、新配送サービスにおいて国際配送料を抑えることができるため、さらに流通額を拡大しそうだ。

【新配送料金の従来との比較】


新型コロナウィルスにより世界的にステイホームが求められる中、海外でも日本のコンテンツに接する時間が増え、特にアニメやゲームなどホビー関連アイテムの需要が高まっている。アメリカの主な購買層は、日本のカルチャーやファッションを好む20代の若者。特に、コミックやアニメグッズ、特撮系グッズが売れており、日本のストリートファッションやスニーカーのニーズも高い。越境 ECで買い物する際に参考にするのは、動画サイトやSNSで、コミュニティ内で情報交換をするという新しい購買傾向が特徴となっている。

BEENOSグループは越境ECのリーディングカンパニーとして、2008年に海外転送サービス「転送コム」事業を開始し、テクノロジーの力で日本から海外、海外から日本を双方向に結ぶグローバルプラットフォーム構築を掲げ、あらゆる人・企業とグローバル市場を繋ぎ、新しい常識や可能性の提供を目指している。今回の新料金導入により、巨大マーケットであるアメリカ含めた北米での日本企業の流通を拡大し、コロナ禍でインバウンド需要が蒸発してしまった日本経済の再浮上に貢献したい考えだ。

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