2021.02.18

Zホールディングス、第3四半期も業績好調 ECモールの流通総額1兆円超に 

ヤフーの持ち株会社であるZホールディングス(HD)が2月3日に発表した2020年4―12月期(第3四半期)の連結決算によると、ショッピング事業の取扱高(流通総額)は、前年同期比53.9%増の1兆943億円だった。ZOZO(ゾゾ)の連結子会社化や「PayPay(ペイペイ)」と連携した大型販促企画などが取扱高の拡大につながった。
 
ショッピング事業では、「Yahoo!ショッピング」「PayPayモール」などのECモールを展開している。グループ企業が手掛ける決済手段「PayPay」と連携したポイント還元などの販促施策が、巣ごもり需要で拡大するEC利用層の取り込みにつながっている。
 
2020年9―12月期(純第3四半期)におけるショッピング事業の取扱高は、前年同期比33.7%増の3947億円だった。両ECモールにおける新規購入者数は前年同期比40.7%増、平均客単価は同3.1%増にそれぞれ伸長した。
 
純第3四半期における「ヤフオク!」「PayPayフリマ」といったリユース事業の取扱高は、同7.4%増の2192億円だった。
 
ショッピング事業などを含んだEC関連サービス全体の取扱高は同33.0%増の9182億円だった。

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