2021.02.18

BASE、上場後初の黒字決算 純利益は5.8億円

香取慎吾さんを起用したCMも話題に

BASEの2020年12月期の連結業績は、当期純利益が5億8400万円(前期は4億5900万円の損失)だった。上場後、黒字決算は初めて。ECプラットフォームを展開するBASE事業の売上高が、ネットショップ開設の需要増と消費者のEC利用が拡大して増益につながった。
 
連結売上高は同115.3%増の82億8800万円だった。このうちBASE事業が同128.9%増の73億2100万円、決済事業は同45.9%増の9億3900万円だった。
 
BASE事業では、テレビCMやウェブプロモーションを積極的に展開。「2020年は新型コロナの影響で、BASE事業は2倍を超える成長となり、EC移行に対して力強くプロダクトを提供できた」(鶴岡裕太CEO)と話す。

営業利益は8億300万円(前年同期は4億4100万円の損失)、経常利益7億4700万円(同4億5500万円の損失)にそれぞれ黒字転換した。
 
2021年もBASE事業の成長に力を入れる方針。中長期の利益成長を目指すための先行投資を継続するという。

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