2021.02.11

ハニーズHD、中間期のEC売上高47%増 10億円投資し物流センター増築へ

ヤングカジュアル婦人服の企画・製造・販売を行うハニーズの親会社であるハニーズホールディングス(HD)はこのほど、2020年6‐11月期(第2四半期)の連結業績におけるEC売上高が、前年同期比47%増の約19億円になったことを明らかにした。EC化率は前年同期比2.7ポイント増の8.0%になったという。今後、物流センター増築等に約10億円を投資するなど、ECの強化を図る予定だという。
 
EC事業の中でも、特に収益性が高い自社ECサイトを中心に売り上げが伸びたという。EC売り上げの約6割を自社ECサイトが占めるとしている。マスクなどの、コロナ禍に対応した商品や、コラボ商品を取り扱ったことがEC事業の成長の要因になったという。
 
同社の連結売上高は、前年同期比2.4%減の235億9900円だった。実店舗はコロナの影響で来客数が減少し、減収になったという。
 
同社は1月6日、2021年5月期の通期連結業績予測の下方修正を発表、売上高は前回予測比20億円減の456億円になる見通しだ。通期業績におけるEC事業の売上高については、前期比35%増の40億円を見込んでいるという。EC化率は8%と予想している。同社では22年5月期に、EC売上高50億円・EC化率10%を達成することを目指しているという。

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