2021.02.03

「Shopify」、日本初の機能が続々 SNS広告、LINE販売、アプリ作成など実現

世界最大級のマルチチャネルコマースプラットフォーム「Shopify(ショッピファイ)」を展開する日本法人Shopify Japanは、Shopifyアプリストアに日本の開発者による5つのアプリがリリースされたと発表した。日本のShopify事業者(マーチャント)のビジネスの成長に繋がる機能の追加を推進する。

Shopifyアプリストアには、世界中のアプリ開発者がアプリを提供しており、配送オペレーションを効率化するもの、SNS販売強化するもの、顧客管理(CRM)に特化したものなど、様々なアプリ(現時点で5300以上)が提供されている。こうしたなかShopify Japanは、国内のShopifyパートナーエコシステム強化の一環として、日本の開発者が提供するアプリ数を増やし、国内販売、越境販売を行う事業者の支援を行っており、日本独自のアプリを日本の開発パートナーが開発しやすくなるよう、日本語コンテンツの拡充や教育プログラムの実施をしてきた。その結果、日本のパートナーがリリースしたアプリは昨年から大幅に増え、Shopify事業者(マーチャント)がより簡単に彼らのニーズを満たすストアを公開できることに貢献しつつあるとしている。

今回リリースを発表した5つのアプリは、発生した注文の履歴を自動・手動で連携できる「会計freee売上データ自動連携」、LINE公式アカウントのリッチメニューやメッセージ上で商品を販売できる「LINEトーク販売」、「Instagram」「Facebook」「Yahoo!」に今すぐ広告が出せるSaaS型自動集客ツール「AdSIST」、商品やサービスのCX(顧客体験)を顧客目線で調査する「Simple CX Survey」、モバイルアプリをスピード作成できる「Appify」で、グローバルでもニーズのある機能やサービスを日本の事業者(マーチャント)に最適化した形で届けるものとなったとしている。

今後も多くのアプリ開発パートナー企業と連携し、日本のShopify事業者(マーチャント)のビジネスの成長に繋がる機能を追加していく予定としている。


【アプリ情報】
■会計freee売上データ自動連携(提供: GroovyMedia Inc.)
発生した注文の履歴を自動・手動で会計freeeに連携できる。会計帳簿への転記作業がなくなり、記帳が自動で完結するため、経理業務にかける時間を大幅に短縮することが可能。

■LINEトーク販売(提供:Feedforce Inc.)
LINE公式アカウントのリッチメニューやメッセージ上で商品を販売できる。利用者に日頃慣れ親しんだLINE経由での購買体験を提供できるようになる。

■AdSIST(提供:Corekara, Inc.)
誰でも「Instagram」や「Facebook」「Yahoo!」に今すぐ広告が出せるSaaS型自動集客ツール。専門知識がなくても簡単に広告で集客出来るようになる。

■Simple CX Survey(提供:PLAID, Inc.)
商品やサービスのCX(顧客体験)を顧客目線で調査できる。より多くのファンを生み出すポイントを導き、サイト運営効率を向上させる。

■Appify(提供:Appify Technologies, Inc.)
モバイルアプリをスピード作成できる。アプリによりリピート顧客を獲得することが可能。

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