2021.01.29

ZOZO、3月にコスメ本格参入 500ブランド超出店、「ZOZOGLASS」の肌色診断で購入アシストも

「ZOZOGLASS」で肌色診断し、コスメ購入を支援

ZOZOは1月29日、コスメ専門サイト「ZOZOCOSME(ゾゾコスメ)」を3月18日に開設すると発表した。500ブランド超が出店する。コスメ専用のUIを提供するだけでなく、肌色診断用のメガネ「ZOZOGLASS(ゾゾグラス)」を活用した新しい商品購入体験も提供する。

【<動画>ZOZOGLASSの利用イメージ】

ゾゾはファッション専用ECモールで培った顧客基盤を生かし、コスメEC市場に参入する。豊富な商品群、コスメ対応UI、グループを挙げた集客によって、「早期に日本一のコスメECにたどり着きたい」(伊藤正裕取締役兼COO)と話す。



「ZOZOTOWN」はZ世代を中心とした若い顧客を抱えている。アンケートによると、ファッションの次にコスメに興味を持っている。女性のアクティブ会員だけでも533万人おり、年間8万2200円もコスメに使っている。これは一般平均の2.2倍になり、しかも73.7%がコスメECの利用経験を持ち、コスメ支出の36%がEC経由だという。こうした顧客基盤を生かしてコスメECのマーケットプレイスの早期成長を目指す。



「ZOZOCOSME」は「ZOZOTOWN」内に専用サイトを設ける形で立ち上げるというが、コスメに最適化したUIを採用し、既存の「ZOZOTOWN」とは一線を画す。



サービスの目玉は肌色診断できる「ZOZOGLASS」だ。1月29日から計測用のメガネ型ツールの無料配布を開始した。メガネ型ツールを装着し、アプリで計測するとユーザーのメラニン、へモグラビンを検出し、肌色を把握できる。パーソナルカラー診断もでき、このデータからユーザーの肌色に合ったファンデーションの購入をアシストする機能を提供する。





「ZOZOGLASS」は今後、リップやチークなどの商品提案、ARメイク機能、フェイスタイプ診断などを提供する予定だ。



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