商品や体験の応援購入サービス「Makuake（マクアケ）」を運営するマクアケは1月29日、ECサポートを包括的に行うフラクタと資本業務提携契約を締結したと発表した。「Makuake」実行者のデビュー前から終了後の事業拡大をサポートするメニューの提供を開始し、実行者の事業拡大を一気通貫で支援する。
マクアケでは、これまで「Makuake」を通して、1万1000件を超える様々な新製品や新サービスを世の中に送り出してきた。その中で商品化に至ったものについては、パートナーである流通企業と連携し、日本全国約10店舗に「Makuake」発商品の展示・販売スペースを設置する、プロジェクト終了後に製品を出品できるショッピングサイト「Makuakeストア」を通して「Makuake」上での一般販売をサポートするなど、「Makuake」終了後も世の中に広げていくためのサポートを推進してきた。
一方、フラクタは、ブランドの成長戦略設計からクリエイティブ・EC実装までのトータルサポートを得意とし、2020年には300を超える企業のブランディングサポート実績を持つ。これまでも「Makuake」終了後にフラクタのサポートを受け、一般販売の成長を加速させる実行者はいたが、より深く両社が連携し、実行者の事業拡大をサポートしていくため、この度の資本業務提携に至ったとしている。
本提携により両社は、企業の相互紹介やノウハウ共有・人材交流、共催イベントなどを行い連携を深めながら、実行者ごとのニーズに合わせ、「Makuake」デビュー前の企画段階からプロジェクト終了後の一般販売までのサポートメニューを展開する。サポートメニューの内容は、「Makuake」プロジェクトにおける成功要因の分析と、成功要因を活かしたブランド定義の言語化。「Makuake」のデータを元にした顧客体験、ユーザーコミュニケーション設計。自社独自ドメインECの戦略設計（「Shopify」等を活用した自社独自ドメインECの立ち上げ支援を含む）となる。
マクアケは今回の提携により、これまで以上にストーリー性の高い事業拡大を目指す実行者をサポートし、より具体的に事業への貢献を推進していく考えを示した。
