2021.01.28

グッドイートカンパニー、食のEC事業を開始 早期に100億円を目指す

グッドイートカンパニー 楠本修二郎CEO(左)とNTTドコモ 常務執行役員の森健一氏(右)

NTTドコモとこのほど資本業務提携したグッドイートカンパニーは1月21日、著名人が勧める食品が購入できるEC事業「GOOD EAT CLUB」を試験的に開始した。今春をめどに本格稼働する考えだ。NTTドコモの7800万人の会員基盤を積極的に活用して早期に100億円の売上高を目指す。
 
1月21日にオンライン発表会で、楠本修二郎CEOは「単なるECではなく、人と人とがつながるECを目指す」と述べ、地域の食文化や地域の名店などをシェアして応援する。ユーザーやコミュニティ、生産者、外食店をオンライン上でつながるような「エコシステム」の構築を目指すとしている。
 
お笑い芸人の又吉直樹さんや落語家の林家正蔵さんらが「Tabebito(食べ人)」として参加。まずは10人の「Tabebito」による40の特集記事を掲載する。
 
「京都吉兆」の「出汁パック」や、宮古島のフレンチレストラン「エタデスプリ」の「冷凍バスクチーズケーキ」、大阪・道頓堀川沿いの老舗おでん屋「たこ梅 本店」の「定番おでんセット(毎週限定10個)」など81商品をラインアップする。
 
楠本CEOは「コロナ禍や担い手不足で伝統的な食が危機的な状況にある。デジタルの力を活用し、世界で勝てる商品を企画していきたい」と話した。


「GOOD EAT CLUB」
https://goodeatclub.com

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