2021.01.20

subsclife、アウトレット・リユース家具販売の「subsclife SHARE」を開始

アウトレット・リユース家具を販売する「subsclife SHARE」

家具のサブスクリプション(サブスク)サービスを手掛けるsubsclifeは1月20日、二次流通の家具を販売する新サービス「subsclife SHARE(サブスクライフ シェア)」を開始した。法人間での家具の売買を促進し、メーカーが持つ余剰在庫の活用を目指す。販売時の収益は、初回販売以降も継続して出品メーカーに分配していく。

「subsclife SHARE」は、アウトレット・リユース家具を企業間で売買できる会員制シェアマーケット。従来同社が手掛けてきたサブスク型と異なる買い切り型のサービスだ。サービス運営や物流の面は「subsclife」のリソースやノウハウを活用する。

「在庫を抱える家具メーカーの課題解決に向けたサービス。スタートアップ企業や大手・中小企業の新プロジェクトなど、新たにオフィスを立ち上げる層に需要があると見ている」(町野健社長)という。


メーカーに継続して利益を分配

「subsclife SHARE」では、メーカーに継続して収益を分配する「連帯貢献金制度」を採用している。初回販売以降もプラットフォーム内で商品の売買が行われた場合、そのたびに収益の一部をメーカー側にも分配する。「シェアリングエコノミーが普及する中、初回販売以降メーカーが利益を得られない現状に課題感を持っていた」(同)と導入の背景を話す。

「『subsclife』出品者含め、サービスモデルに非常に好感触をいただいている。開始1年でメーカー100社が参加することを目指す」(同)と、新サービス普及への手応えと意気込みを述べる。


「subsclife SHARE」
https://share.subsclife.com/

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