2021.01.19

ネット広告をやる前に“儲かる仕組み”を作れ~単品通販(D2C)は引き上げとクロスセルがすべて~

単品通販で儲かる仕組みを作るには



■ルール3:高いクロスセル

「ルール2」で、ネット広告で集めた“見込客”を “固定客”に引上げることに成功したら、次はクロスセルで“優良客”へと育てよう。

「クロスセル」とは、ある商品を購入してくれたお客さまに別の商品もオファーする販売手法のことである。例えば、クレンジングの本商品を定期コース(サブスク)で申込んでくれたお客さまに、あわせて化粧水も購入してもらうというのがクロスセルだ。



クロスセルが有効なお客さまは、すでに商品の良さを実感していて、その会社やブランドを信頼しているので、別の商品をオファーされても受け入れてくれる可能性が高い。

“固定客”へのクロスセルを成功させ、“優良客”へと育てることができれば、右肩上がりに売り上げと利益を伸ばすことができる。そうすれば、「勝ち組通販(D2C)」への仲間入りだ!

このように、単品通販(D2C)で成功するには、初回申し込みで利益を出そうとするのではなく、まずは広告で“見込客”を効率良く集め、“固定客”へと引上げ、“優良客”へと育てる、という中長期的な戦略が不可欠である。 

ネット広告をやる前に、一度振り返ってみてほしい。あなたの会社では“儲かる仕組み”ができているだろうか? 「勝ち組通販(D2C)」になるためには、最初に“儲かる仕組み”を構築すること!ネット広告に手を出すのはそれからだ。

第2回は、広告の費用対効果が上がる「ツーステップマーケティング」についてより詳しくお伝えする。次回もお楽しみに。


※「最強の売れるノウハウ」は特許庁商標登録済み商標です。登録商標第5927186号
 

【売れるネット広告社 代表取締役社長 CEO 加藤公一レオ プロフィール】



1975年ブラジル・サンパウロ生まれ、米国・ロサンゼルス育ち。西南学院大学経済学部卒業後、三菱商事株式会社に入社。その後、Havas Worldwide Tokyo、株式会社ADKホールディングスにて、一貫してネットビジネスを軸としたダイレクトマーケティングに従事し、担当した全てのクライアントのネット広告を大成功させる。その実践経験とノウハウをもとに、ネット広告のレスポンスを確実にアップさせてしまうため、クライアント企業から『レスポンスの魔術師』との異名をとる。

「やずやベストパートナー賞」受賞。「Webクリエーション・アウォード Web人貢献賞」受賞。「EYアントレプレナー・オブ・ザ・イヤー ジャパン九州地区」受賞。広告・マーケティング業界のオリンピック「アドテック」で3年連続人気スピーカー1位。「全日本DM大賞最終審査員」や「米国 International ECHO Awards審査員」、「九州インターネット広告協会の初代会長」も務めた。

著書に「単品通販“売れる”インターネット広告」(日本文芸社)、「100%確実に売上がアップする最強の仕組み」(ダイヤモンド社)、「伝説のEC猫レオレオ 売れるネットショップ繁盛記」(impress Digital Books)。単品通販(D2C)のネット広告の費用対効果を最大化するクラウドサービス「売れるネット広告つくーる」を監修。

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