2021.01.15

セルソース、化粧品ECは営業赤字 戦略変化の成果得られず

医療機関向けの再生医療事業と化粧品の製造・販売を手掛けるセルソースの2020年10月期業績は、化粧品通販や卸売りを含むコンシューマー事業の営業損失が1300万円の赤字だった(前の期は8000万円の黒字)。広告出稿の手法など戦略を変更したものの、明確な成果が得られなかった。
 
コンシューマー事業の売上高は前期比58.6%減の1億7000万円だった。広告環境の変化を受け、自社ECの広告出稿手法や価格戦略を強化。ドラッグストアなど店舗向けの卸売りや、越境ECなども段階的に強化を進めた。
 
セルソースによると、化粧品販売は今後、新たな販売戦略のもと売り上げの拡大を図るものの、実現の不確実性を踏まえて「保守的な前提」としている。

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