2020.12.25

ヤプリ、EC事業者向け新機能「ECコネクトLite」リリース 商品一覧ページのアプリ内で高速表示

アプリプラットフォーム「Yappli(ヤプリ)」を提供するヤプリは12月23日、EC事業者に特化したソリューション「Yappli for EC」において、新機能「ECコネクトLite」をリリースし、タペストリー・ジャパンが運営する「ケイト・スペード ニューヨーク公式アプリ」にて実装を開始した。アプリ利用者の購入体験の向上を図る。

「Yappli for EC」の新機能「ECコネクトLite」は、ECの商品一覧ページをアプリ内で高速表示し、ユーザーの購入体験を向上させる機能。既存のECサイトをアプリ内に最適化して表示させるWebビュー機能の表示速度が7~10秒なのに対し、本機能導入後は1秒~3秒まで表示速度が向上した事例もあるという。表示の高速化により遷移率を向上させ、売上貢献への寄与が期待できるとしている。

すでにリリース済みの「ECコネクト」が、商品情報とAPI連携をすることで、商品一覧ページ、商品詳細ページ双方の高速化を実現していたのに対し、「ECコネクトLite」は商品一覧ページのみを高速化する。これにより、広告用に配信している商品データをそのまま活用することが可能になり、自社ECとアプリの連携をより簡単に実現できるとしている。

「ECコネクトLite」は、導入企業第一弾として、タペストリー・ジャパンが運営する「ケイト・スペード ニューヨーク公式アプリ」にて実装を開始した。

ECアプリにおいて、1アプリあたりの平均DL数は、過去5年で10倍以上に伸びているという調査結果もあり、ECのユーザーにとってスマートフォンアプリは欠かせない存在となったとし、「ECコネクトLite」により、ユーザーの快適な購入体験の実現を図る。ヤプリは、今後も企業のGo Mobileを推進し、アプリを中核としたマーケティングの支援を進めていく考えを示した。

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