2020.12.22

新日本製薬、サプリメントの新ライン「BODY AURA」発表 EC、ドラッグストアで展開

商品説明会であいさつする後藤孝洋社長

化粧品通販の新日本製薬は12月17日、新規事業として位置付けるサプリメントの新ラインを1月から発売することを明らかにした。免疫機能を整える二つの成分を含んだもので、ECとドラッグストア(DS)で販売する。既存の健康食品、化粧品、医薬品とは異なる、20~40代をターゲットに展開するほか、米国やアジアといった海外での販売も視野に入れている。

スマートヘルスケア事業との位置付けで1月8日から展開するサプリメントは「BODY AURA(ボディオーラ)」。乳酸菌の一つである「L.ラムノサス菌」と、小麦胚芽由来成分「FWGE(醗酵小麦胚芽エキス)」という二つの成分を含む。健康管理に必要な、自己防衛力をサポートするサプリメントとしている。


新たなサプリメント「BODY AURA」

プロモーションおよび展開チャネルは、デジタル領域を中心にECで販売する。専用サイトを開設し、デジタル広告やSNSで情報を発信。インフォマーシャルも実施する予定だ。さらにDSでの販売も行い、すでにDS数社との販売が確定しているという。

スマートヘルスケア事業を管掌する羽鳥成一郎取締役は「9月までには5000店舗に入りたい。DSはディスカウントしないところを選ぶ。さらに海外でも展開する」と意気込みを語った。

本紙の単独取材に応じた後藤孝洋社長は「リポジショニング事業としてスタートするスマートヘルスケアは、広い視点で世界に目を向けて価値があるものを提供していく。新しいニューノーマルな時代にふさわしい事業として手掛けていきたい」と抱負を語る。

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