2020.12.21

ハンドメイドマーケットプレイス「Creema」、農産物の取扱開始 コロナ第3波で苦しむ生産者に新たな販路

ハンドメイドマーケットプレイス「Creema(クリーマ)」を運営するクリーマは12月21日、農産物の取り扱いを本格スタートした。「Creema」のプラットフォームを活かし、新型コロナの影響を受ける全国の生産者に新たな販路の提供を図る。

「Creema」は、創作活動に取り組む全国のクリエイターと生活者が、オンライン上で直接オリジナル作品を売買できるCtoCマーケットプレイス。2020年7月には、フードカテゴリに「野菜」「米・米粉・餅・穀類」「果物(フルーツ)」のサブカテゴリを新設しており、これらを一層充実させ、農産物の本格的な取り扱いを開始した。

今回の農産物カテゴリ本格スタートにあたり、400点以上のこだわりの詰まった野菜や果物、米・穀類が集まった。「Creema」のユーザーは、生産者から直接購入できることで、農薬・除草剤不使用等の安心・安全な野菜を新鮮なうちに届けてもらえることに加え、一般には流通しにくい希少な食材や、限られた地域でしか生育しない食材を気軽に自宅で楽しむことも可能になった。生産者と直接やりとりしながら買いものができることも「Creema」ならではの魅力だとし、食べ頃の相談や食材の美味しさを引き出すレシピなど、生産者とのコミュニケーションを楽しみながら、より豊かな食生活送ってほしいとの考えを示した。


400点以上の野菜や果物、米・穀類を取り扱う

新型コロナウイルス感染拡大の影響による、農作物の在庫滞留や売上減少などが取り沙汰されおり、一部では今なお収まらないコロナ第3波の影響を受けている。こうした状況のなか、全国の生産者と、情熱をもって作られたものやオリジナリティを求める「Creema」ユーザーとの出会いを創出したいと考えから、今回の農産物取り扱いの本格スタートに至ったという。今後はより多くの生産者に、新たな販路として活用してほしいとしている。


生産者のこだわりを「Creema」ユーザーに届ける

農産物カテゴリには、自分たちが美味しいと思った伝統野菜や在来野菜、固定種の野菜のみを、無農薬・無肥料のほぼ自然農法で栽培している「まえむき。FARM&SHOP」、紀州の温暖な気候と適度な降雨、黒潮から吹く潮風に恵まれた土地、和歌山県にて「温州みかん」を販売する「輪玉祥代」、「農薬を一切使わない農業」をモットーに、瀬戸内バナナを育てる「プランターファーム」などのクリエイター出店している。

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