2020.12.18

コロナ禍最も利用したのは「Amazon」、メイン利用1位は「楽天市場」 MMDLaboが総合ECサイトの利用動向を調査

MMDLaboは12月24日、MMD研究所において実施した「コロナ禍での総合ECサイトに関する調査」の結果を発表した。総合ECサイト利用者のうち、コロナ禍で利用を始めたのは4.8%、利用頻度が増えたユーザーは21.3%という結果となった。同調査は、2020年10月31日~11月2日に実施したもの。予備調査では全国の15~69歳の男女1万人、本調査では「Amazon」「楽天市場」「Yahoo!ショッピング」のメイン利用者900人を対象に聴取した。

1万人を対象に総合ECサイトの利用経験を尋ねたところ、90.1%が「総合ECサイトを利用したことがある」と回答。利用経験のある総合ECサイト、は「Amazon」が69.7%で最も多く、次いで「楽天市場」が68.7%、「Yahoo!ショッピング」が46.9%となった。

総合ECサイトを利用したことがあると答えた9010人に、メイン利用の総合ECサイトを尋ねると「楽天市場」が41.4%で最も多く、「Amazon」(38.1%)、「Yahoo!ショッピング」(13.0%)が続いた。コロナウイルス流行前後での総合ECサイトの利用状況については、「2020年4月以降、利用頻度が増えた」人は21.3%、「2020年4月以降、利用開始した」人は4.8%となった。



さらにコロナウイルス流行前後の総合ECサイト利用頻度を聞いたところ、2020年3月以前は「2ヶ月に1回未満」が27.0%、2020年4月~5月は「月1回」が26.0%、2020年6月~7月は「月1回」が26.1%、2020年8月~10月は「月1回」が26.9%でそれぞれ最も多い結果となった。2020年3月以前は27.0%と最多を占めた「2ヶ月に1回未満」だが、2020年4月~7月は「2ヶ月に1回未満」の利用者はいないこともわかったという。



次に、2020年3月以前と2020年8月~10月の期間を抜粋し、総合ECサイト利用頻度として最も多かった項目を性年代別で見ると、2020年3月以前では、男性は10代のみ「2ヶ月に1回未満」で、20代~60代は各々「月1回」となった。一方、女性は全世代で「2ヶ月に1回未満」となった。2020年8月~10月では、男性10代は「2ヶ月に1回」、男性60代は「月2~3回」となり、3月以前と比べ増加した。対する女性は、10~50代が「月1回」、60代が「月2~3回」となり3月以前と比べ増加した。



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