2020.12.06

ギフトEC「Gift Pad」、選んで贈りやすいサイトにリニューアル 用途別コースで受注拡大

トップで用途別のギフトを紹介

デジタルギフトのECサイト「Gift Pad」を運営するギフトパッドは9月25日、ECサイトを刷新した。「クリスマス向け」「出産祝い向け」など、プレゼントの用途別に選びやすいバナーをサイトトップに設置。会員登録システムも新設した。

その他、カタログギフトの中から、目を引く商品に焦点を当て、サイトトップで紹介するようにした。興味を持った人がクリックすると、カタログギフトの購入画面にたどり着く。カタログのトップ画像だけでは、どのような商品がラインアップしているのかイメージしにくい。そこで、「カタログの中にある商品をまず見せて、そこからカタログにひもづけて購入していただくという方向にした」(システム開発部)。

リニューアル前は、ラインアップしているカタログギフトについて、「結婚祝いコース」などの名称で用途を示した紹介はしていなかった。商品(=カタログギフト)を購入した顧客に対して用途を限定せず、汎用性の高いギフトとして活用してもらうためだった。

一方で、カタログギフトは使う用途が決まっている場合が多い。用途別のコースを設置したところ、これまで以上に受注が拡大しているという。


「おうちギフト特集」が順調

「表紙に『結婚祝い』『出産祝い』と書いてあるほうが、贈り手としてはイメージしやすいのではないかと思う」(同)。今後は、ギフトパッドの特徴である「カタログギフトがウェブで贈れる」という原点に立ち返って、さらなる利用拡大を促す。

今年、人気のカテゴリーは「おうちギフト特集」。リニューアル前から継続して受注が増加傾向にあり、コロナ禍の影響とみている。「巣ごもり消費」や外出自粛の影響で、今年はデジタルギフトの利用が加速した。

「おうちギフト特集」では、ロースステーキや調理器具など、在宅時間の長時間化に合わせた商品を紹介し、カタログギフトの購入ページにつながるようにしている。

サイトの改修は今後も継続して行う予定。1ページあたりの商品の表示件数を増やすなど検討している。


「Gift Pad」
https://giftpad.jp/

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