2020.03.04

フューチャーショップ、ソフテルの親会社がIPO 4月9日東証マザーズに

ECプラットフォーム関連事業を展開するコマースONEホールディンスは3月4日、東証マザーズへの株式上場の承認を受けた。上場予定日は4月9日。コマースONEホールディングスはSaaS型ECプラットフォームを提供するフューチャーショップやECサイトの一元管理システムを提供するソフテルの100%親会社だ。

コマースONEホールディンスは2006年8月に設立し、2010年3月には、SaaS型ECプラットフォーム「futureshop(フューチャーショップ)」を展開するフューチャーショップの設立時に資本参加し、子会社化した。2011年9月には一元管理システム「通販する蔵」を展開するソフテルを子会社化。その後、2012年12月にフューチャーショップを完全子会社化し、2014年7月にソフテルを完全子会社化している。2019年12月、社名をコマースONEホールディングスに変更した。創業時から富士銀行(現・みずほ銀行)出身の岡本高彰氏が代表取締役を務めている。岡本氏はフューチャーショップやソフテルの取締役にも就いている。


会社沿革(新規上場申請のための有価証券報告書より)

コマースONEホールディンスの2019年3月期における連結売上高は前期比17.2%増の19億5200万円、当期純利益は同26.4%増の2億9400万円。子会社の19年3月期における売上高は、フューチャーショップが14億100万円、ソフテルが5億3700万円だった。全体売上高に占める子会社の売上比率は、フューチャーショップが71.7%、ソフテルが27.5%となっている。

コマースONEホールディンスは持ち株会社として上場し、資本力を強化する。事業会社である子会社を資金面でより強力にサポートし、ソリューションや組織体制の強化に充てるつもりのようだ。


コマースONEホールディンス

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