2020.11.11

BEENOS 直井社長「第3次越境ECブーム到来」 欧米・アジアの4地域で「おもちゃ、ゲーム」が売れ筋1位に

BEENOS 直井聖太社長が越境ECトレンドを語る

越境EC支援大手のBEENOS(ビーノス)は11月10日、購入代行・海外転送サービスのデータをもとに「越境EC 世界ヒットランキング2020」を発表した。米国、欧州、東アジア、東南アジアで「おもちゃ、ゲーム」が1位になった。アニメやキャラクターなど日本の人気コンテンツを反映したアイテムに人気が集まっている。直井聖太社長は越境ECのニーズの高まりを受け、「第3次越境ECブームが来ている」と語った。


「越境EC 世界ヒットランキング2020」を発表


「越境EC 世界ヒットランキング2020」では、地域別に商品カテゴリーのヒットランキングTOP5を発表した。米国、欧州、東アジア、東南アジアで1位になった「おもちゃ、ゲーム」においては、ポケモンのカードゲームやエヴァンゲリオンのフィギュアなど、海外でも人気の高いアニメ関連製品が売れたという。米国や東アジア、東南アジアで2位に入っている「ファッション」では、日本ブランドのアイテムや和柄の服などが売れている。


米国で売れている「おもちゃ、ゲーム」「ファッション」関連商品


欧州で売れている「おもちゃ、ゲーム」「音楽」関連商品

南アジアで1位になった「自動車、オートバイ」においては、自動車やオートバイのパーツが売れている。「自動車、オートバイ」は米国、欧州で4位、東南アジアで3位に入っている。



BEENOSグループのBeeCruise(ビークルーズ)の本間哲平執行役員は、「消費キーワードは『日本ロス消費』。新型コロナウイルスが猛威を振るう中、インバウンド需要はリアルからオンラインに移行している。従来から人気のアニメ、ゲームといったジャパンコンテンツ以外にも、ライフスタイルに寄り添う商品も日本からECで購入する時代になっている」と分析する。



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