2020.11.09

ペンシル、東南アジア最大級ECモール「Lazada」と提携 アジア6カ国への同時進出が可能に

研究開発型ウェブコンサルティング事業を展開するペンシルは11月5日、東南アジア最大級のECプラットフォーム「Lazada(ラザダ)」と提携した。Lazada公式の認定「Lazada Partner」として、Lazadaの越境ECプラットフォームを活用した海外展開支援の強化を図る。

ペンシルは、日本国内の通販事業主に対して、成長市場であるアジア地域への越境・海外展開支援ソリューションを提供。プロモーション、制作、CRM、顧客対応・フルフィルメントや現地輸送・関税対応、現地法人での販売、インバウンドまで、トータルで支援を行うなかで培った知見をもとに、「スピーディーな海外展開を可能にするプラットフォーム」+「国内で培ったコンサルティング」というパッケージで、越境・海外マーケティング活動を支援してきた。

「Lazada」は、2012年に設立された東南アジア最大級のECプラットフォーム。テクノロジー、物流ネットワーク、決済サービスを通じて、インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナムの6カ国で事業拡大を進めている。2030年に3億人のカスタマーにサービスを提供することを目指し、最先端の技術基盤を有するアリババグループの東南アジア市場におけるリーディングカンパニーだ。

今回の提携によりペンシルは、海外展開支援の「Lazada 越境EC出店・運営サービスソリューション」の提供を開始。「Lazada」が提供する越境EC「LazGlobal」を活用することで、現地法人を必要とせず、最大で東南アジア6カ国の市場に同時参入が可能となった。これまでの海外展開支援実績に加え、「Lazada」へ出店する越境EC支援スキームを活用することで、より容易かつスムーズな海外展開支援を行うとしている。

これまで各国の「Lazada」のプラットフォームを使用するには、現地法人を通したアカウント開設が必要だった。またクリエイティブ素材などの進出国に合わせたローカライズも、日本の通販事業主にとっはネックとなってきた。今回の提携によりペンシルが提供する「Lazada 越境EC出店・運営サービスソリューション」では、Lazadaが提供する越境EC「LazGlobal」を活用することで、現地法人を必要とせず、最大で東南アジア6カ国の市場に同時参入が可能となります。各国への素材のローカライズはペンシルが行うため、日本語素材のみで海外展開が可能となり、日本円での精算にも対応している。

ペンシルは、サービスリリース初年度で「Lazada 越境EC出店・運営サービスソリューション」の15社(20商材)への導入を目指すという。今後も、越境・海外進出を幅広く、スピーディに、そして、ワンストップでサポートするソリューション開発を続けていく考えを示した。

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