2020.11.06

ラクーンコマース、卸・仕入れサイト「スーパーデリバリー」の固定費を無料に 新料金プランの提供を開始

ラクーンコマースは11月1日、卸・仕入れサイト「スーパーデリバリー」において、月々の固定費を無料にし、システム利用料のみとする新料金プランをリリースした。サービスの導入や利用継続のハードルを下げ、より多くの企業の営業活動の支援を目指す。

「スーパーデリバリー」は、メーカーと小売店・サービス業などの事業者が取引できる卸・仕入れサイト。マッチングから購入まで取引はサイト上で完結し、取引代金もすべてスーパーデリバリーが回収する。越境ECとして海外にも展開していることから、メーカーにとってリスクや手間がなく国内外へ販路拡大できるツールとして活用されているという。

同サービスの利用にはこれまで、固定費として出展基本料が4万円(税別)/月と、システム利用料として注文金額の10%が必要だった。新料金プランでは、出展基本料が無料となり、システム利用料のみが発生する。システム利用料の料率は、月ごとの取引合計額の売上帯ごとに異なり10%~15%となる。

【新料金プラン】


「スーパーデリバリー」は、2002年のサービス開始以降、インターネットで仕入れができるサービスとして業界をリードしてきた。現在では利用企業は1900社を超え、掲載商品数は約136万点となっている。営業の効率化という側面から中小企業の利用も多く、最近では新型コロナウイルスの影響によりリアルからオンラインへと営業形態が変化しつつあることからもニーズは高まっているという。

同社では今後も商品の充実度を高め、小売店や事業者に対し安定した商品供給ができるよう、より多くの中小企業にサービスを提供すると同時に、その利便性を高めていきたいととの考えから、サービスの料金体系を見直し、利用にかかる費用の企業負担を軽減した新しい料金プランのリリースに至ったとしている。月々の固定費を無料化することでサービスの導入や継続のハードルを下げ、中小企業の活性化を支援するサービスとしてより多くの企業に提供していきたい考えを示した。

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