2020.11.04

EC-PORT、月商が70%増の2億5000万円に コロナ禍で東南アジアECも好調

EC-PORTが運営するECサイト「JAPAN PREMIUM」

東南アジアで、健康食品などの日本製品のECを展開するEC-PORT(イーシーポート)はこのほど、2020年4-6月期のEC売上高が70%増になったことを明らかにした。同期間の平均月商は2億5000万円になったという。EC-PORTの鹿島功敬CEOは、「コロナ禍で、日本と同様、東南アジアEC市場も大きく利用者数が伸びている」と話している。

EC-PORTの自社ECサイトの月商は従来、1億~1億5000万円で推移していたが、コロナ禍の2020年4-6月に平均月商が、コロナ前の1.7倍の2億5000万円前後に跳ね上がったという。

鹿島CEOは、コロナ禍では、同社の主力である、化粧品・健康食品に加え、タオルやシャワーヘッドなどのバスグッズ、キッチンウェアといった日用品の需要が大きく高まった」と話す。

EC-PORTは、マレーシアを中心とした東南アジアをターゲットにした、ECサイト「Japan Premium(ジャパンプレミアム)」を現地で運営している。現地へ進出したいという日本のメーカーの商品から現地の市場のニーズにマッチしたものを選定し、ECサイトで販売している。軌道に乗った商品については、現地小売店の卸先の紹介も行っているという。

鹿島CEOは、「東南アジアECは、台湾や中国に比べて、参入企業が少ないのが特徴。高品質で差別化が可能な日本製品にとっては大きなチャンスだ」と話している。

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