【‶越境EC″総力特集2020】BENLY、動画で海外顧客獲得 サイト構築から物流まで支援

越境EC支援のBENLY（ベンリー）は、外国人に向けた商品のPRから越境ECのサイト構築、販売、物流までワンストップで支援できる体制を整えた。包括的な支援体制を整えることで、海外販売のハードルを下げるのが狙いだ。

ベンリーは、海外に商品を販売したい国内企業のマーケティングや物流から支援事業を行っている。サイト制作会社を買収し、主に「Shopify（ショッピファイ）」を活用した越境ECサイトの構築実績も積み重ねている。

さらに外国人向け短尺動画特化メディア「Wanderlist Japan（ワンダーリストジャパン）」を運営しており、自社メディアを通したPRも得意としている。

「『ワンダーリストジャパン』は月間650万回以上再生されており、動画によっては2万人近くにブックマーク（お気に入り）登録されている動画もある。ブックマークは平均720人付いており、閲覧される動画の制作には自信がある」（中瀬浩之社長）と話す。

2月にはオールアバウトと共同広告パッケージの販売を開始した。ベンリーが動画を制作し、オールアバウトは日本通のライターを生かした記事形式で商品・サービスを紹介する。動画と記事を組み合わせたプロモーションを提案している。

　
オールアバウトは記事で紹介（写真左）し、BENLYは動画で紹介する