日本ECサービスが運営する楽天出店者向け会員制サポートサービス「ECマスターズクラブ」では、オフライン・オンライン双方の会員向けセミナーを拡充している。「YouTube LIVE」や「zoom」を活用し、オンラインとオフラインをつなげたり、参加型のグループワークを実施したりしている。セミナーテーマは、ショップの「売り上げ拡大」だけでなく、「会計」や「経営」をテーマにしたプログラムも提供している。初心者向けにグループコンサルティング（コンサル）を行うプログラムもある。
「ＥＣマスターズクラブ」は会員社数が1500社を超えており、「楽天市場」の33店に1店は会員であるという規模感に成長している。会員になるとショップ運営に役立つ情報掲示板や運営の手間を省く便利ツールなどを利用できる。会員に人気となっているのが「ECマスターズLIVE」や「公開コンサルティング」などの定番のオンラインセミナーだ。さらにセミナーは定番のプログラムだけでなく、会員のニーズを反映して多様化している。
コロナ禍でも、オンラインとオフラインで多彩なセミナーを開催
10月20日には、8月から毎月企画している「経営数字のワークショップ」の第3回目を開催した。ショップの売り上げを伸ばすだけでなく、会計の知識を得ることで利益をしっかりと確保するための情報を提供している。
10月には、経営を疑似体験できるマネージメントゲームを用いた研修「戦略MQゲーム」を東京と大阪のリアル会場で開催した。シャツのECサイト「ozie」を運営する柳田織物の柳田敏正社長を講師に迎え、これまで5回を開催。今回も充実した「戦略MQゲーム」だったという。
9月からは、店舗運営初心者向けの「グループコンサル」を毎週開催している。50人の参加者に加え、熟練の会員がサポーターとして10人参加。「ECマスターズ」のスタッフやサポーター会員が、ショップ運営の基礎や売り上げ拡大のノウハウを参加型のグループ形式で教えたという。
他にも名古屋の会場で開催した勉強会をオンライン配信するなど、オフラインとオンラインが連携したプログラムも用意している。会員は課題に合わせてプログラムを選択でき、都合の良い方法で参加できる。
「ECマスターズクラブ」に入会するためには、会員の紹介か、非会員向けの「ECマスターズセミナー」に参加する必要がある。
「ECマスターズセミナー」の詳細は▶▶
https://seminar.ec-masters.net/ 
