2020.03.02

【‶越境EC”総力特集2020】世界へボカン、300社超のマーケ支援 ビィ・フォアードは売上20倍超

世界へボカンは、英語圏に特化した越境ECのマーケティング(マーケ)を支援しており、これまでに300社以上を支援してきた実績がある。商品の特性やクライアントの状況に応じて、越境ECの戦略立案から支援する。海外向け中古車販売で急成長しているビィ・フォアードは、世界へボカンに海外リスティングやSEOを任せ、売上高が20倍超に拡大した。

2014年に会社を設立し、英語圏の越境ECや海外BtoBマーケに特化した支援サービスを提供している。徳田社長と加瀬雅彦取締役は、前職から海外マーケを支援しており、10年以上のキャリアがある。

英語のネーティブ人材が常駐しており、約20人の体制で海外マーケを支援。サイト構築やサイト改善も手掛けており、集客から接客、リピート拡大まで包括的に支援している。

「海外ウェブマーケティングを支援できる会社と成果を出せる会社は違う。当社はリスティングの成果ではなく、売り上げなどの事業の成果を出すことを目指している。そのためには、誰にどういう価値を売るのか、といった戦略から一緒に考える。リスティング広告の依頼が来ても、コンバージョンレートが低ければサイト改善から提案している」(徳田祐希社長)と話す。


徳田祐希社長

戦略面では、クライアントの商品のグローバルな競争におけるSTP(セグメント、ターゲティング、ポジショニング)を分析・設定し、マーケ支援の方向性を定めていく。

「日本では知られているブランドでも海外では知られていないケースは多い。あるブランドはそれを理解せずにブランド押しのマーケを展開し、成果を出せていなかった。当社では戦略分析に基づき、機能性を押すマーケを提案し、成果につなげている」(同)と話す。

バターコーヒーECのミウラタクヤ商店を支援する際は、世界中から競合製品を調達し、分析することで、味や手軽さで優位性があることを把握。越境ECサイトには優位性がユーザーに伝わるコピーを掲載している。

RECOMMEND合わせて読みたい

RELATED関連する記事

RANKING人気記事