ハンドメイドECのクリーマ、東証マザーズに上場 CtoCや催事、クラウドファンディングなど展開

ハンドメイドマーケットプレイス「Creema（クリーマ）」を運営するクリーマは10月23日、東京証券取引所より、株式の東京証券取引所マザーズ市場への新規上場を承認されたと発表した。上場予定日は2020年11月27日。

クリーマは今回の新規上場を機に、主軸サービスであるハンドメイドマーケットプレイス「Creema」や、クラウドファンディング「Creema SPRINGS」などを始めとする既存サービスをより良いものにするべく投資を加速する。さらに、クリエイターのあらゆる活動を応援できる“クリエイターエンパワーメントプラットフォーム”構想に向け、新たなサービスを順次拡充する。

クリーマは「Creema」を2010年に開設し、2013年以降は来場者数5万人を誇る、日本最大級のクリエイターの祭典「HandMade In Japan Fes’」などの大型イベントを開催したり、常設ショップを運営したりしている。収益は「Creema」 上での販売手数料収入に加え、プラットフォームサービスにおける広告収入、イベントや実店舗における出店料・入場料・販売手数料収入、クラウドファンディングサービスの成約手数料などがある。

2020年2月期における売上高は前期比31.9％増の15億1700万円、マーケットプレイス「Creema」の流通総額は同14.3％増の89億9800万円だった。


「Creema」
https://www.creema.jp/