2020.10.15

白鳩、中間営業損失8000万円 物流システムの不具合などで

インナーのECを手掛ける白鳩の2020年3‐8月期(中間期)の業績は、営業損失が8000万円(前年同期は3600万円の損失)となった。今年8月の本社移転後、物流システムの不具合やオペレーションの停滞で出荷数が大きく減少。8月の売上高が計画を下回ったことから販管費率が悪化した。

売上高は前年同期比2.2%増の26億7500万円。品ぞろえの見直しやラインアップの強化などが奏功し、6~7月の売り上げは前年同月実績を上回り堅調に推移した。
 
8月の売り上げは前年同月実績を大きく下回った。本社移転に伴う入出荷の停止が発生したほか、物流システムの不具合や出荷オペレーションの停滞で出荷数が減少したためだ。
 
プライベートブランド商品の比率は前年同期比4%増だった。「巣ごもり消費」の拡大も売り上げに寄与した。
 
中間経常損失は9800万円、四半期純損失9300万円といずれの利益段階も損失だった。

RECOMMEND合わせて読みたい

RELATED関連する記事

RANKING人気記事