2020.10.02

ECプラットフォーム「Shopify」と後払い「Paidy」、提携2カ月半で250店以上が導入

ECプラットフォーム「Shopify(ショッピファイ)」と後払いサービス「Paidy(ペイディ)」は6月に提携した。9月28日は、提携から2月半で「Shopify」加盟店の「Paidy」導入が250店以上に達したと発表した。10月下旬には、EC事業者に向けたオンラインウェビナーの開催を予定している。

「Paidy」は、「お買いものに『めんどくさい』はいらない。」をミッションに、当月の買い物を翌月に一括して支払いできる「翌月払い」決済サービスを提供。事前登録・クレジットカードは不要、メールアドレスと携帯電話番号だけで決済が可能となっている。

「Paidy」と「Shopify」は、2020年6月に正式に連携を開始。「後払い」カテゴリーで唯一「Shopify」の公式サービスとして認定されており、「Shopify」を利用するEC事業者は、システム開発を行うことなく簡単に「Paidy」を導入することができる。

提携開始から2カ月半が経過し、「Shopify」加盟店の「Paidy」導入は250店以上にのぼっているという。カテゴリ別の内訳では、ファッションが約59%を占めトップに。続いて美容、インテリア雑貨、食品、家電がトップ5を占めた。ユニークなところでは、ゲーミングチェア、西陣織、墜落防止器具など、専門的な商品を売る加盟店もあるという。加盟店のエリアを見ると日本全国に広がっており、東京が半数弱、以降大阪、神奈川、福岡、埼玉、京都、愛知と続くとしている。

PaidyとShopifyは今後も密に連携し、EC事業社の新規ユーザー獲得やコスト削減を通じた売上アップに貢献していく考えを示した。また消費者には、より便利に快適に買い物を楽しんでもらう環境を整えるとしている。」

10月下旬には、EC事業者向けに「Shopify」エバンジェリストであるフラクタと「Paidy」の担当者、現役EC事業者をスピーカーとしたオンラインウェビナーを開催する予定。D2C事業の成長に欠かせないEコマースにおけるユーザーエクスペリエンスの重要性を中心に、様々なポイントを紹介するとしている。

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