2020.10.02

ロジクラ、導入社数1万6000社 在庫管理アプリがコロナ禍を後押し

在庫の入荷から出荷までスマホ1台で管理

EC物流の支援を行うロジクラが提供している在庫管理アプリ「ロジクラ」の導入社数が、サービス提供開始から2年弱で1万6000社を突破した。2020年4月以降の導入社数の伸びが特に顕著だったという。アパレルや雑貨の実店舗を運営してきた企業が、コロナ禍でECを始める入り口として、同社のサービスを導入するケースが増えているのだとしている。

在庫管理アプリ「ロジクラ」では、在庫の入荷から出荷までを、スマホ1台で管理できる。入荷時と検品時に、スマホのカメラで商品バーコードを読み取るだけで、在庫データを登録・管理できる。EC管理システムの「ネクストエンジン」と連携しており、受注データを発送の現場に容易に連動させられるという。

PCで棚卸しリストを自動作成できるため、理論在庫と実際の在庫の整合性を、手軽にチェックできるのも特徴だ。作業員の習熟に頼らず、業務を標準化できる。そのため、ヒューマンエラーの削減や、生産性の向上にも役立つとしている。

「ECを始めたばかりの企業は、店舗とECの在庫を統合できず、作業が煩雑になっているケースが多い。『ロジクラ』で管理すれば、これまで通り商品を納入してアプリに登録するだけで、在庫管理を自動的に行える」(長浜佑樹社長)としている。



【ECソリューションマップ2020〈物流編〉】
101サービス収録のカオスマップ コロナに強い物流支援を記事紹介
https://netkeizai.com/articles/detail/1948

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