2020.10.01

ヤマト運輸、ECの利用を簡便に 置き配や新受け取りサービス

置き配にも対応するEC事業者向け新配送商品「EAZY(イージー)」

ヤマト運輸は今期、ECの利用がより簡便となるようなサービスの導入に取り組んでいる。6月24日にはEC事業者向け新配送商品「EAZY(イージー)」の提供を開始。11月からは、新たなEC商品の受け取りサービスを開始する。EC事業者、EC利用者の双方に向けた便利なサービスを提供することで、ECの持続的な成長を実現する「ECエコシステム」の構築を図っていく。

「EAZY」は通常の対面による荷物の受け取り以外に、非対面での受け取りニーズに対応した商品。玄関ドアの前や自転車のカゴなど、いわゆる置き配にも対応する。

「EAZY」は配達員が配達する直前まで、WEBサイトで受取場所を変更することが可能。急な用事や天気など、都合に合わせて受取場所を変更できる。

本来、10月開始を予定していたが、「新型コロナウイルスの影響でECの利用が非常に増えてきたため、4カ月前倒しで行った」(EC事業部事業戦略 商品開発担当 荒木英明課長)と言う。

今後は外部パートナーの「EAZY CREW(イージー クルー)」と連携し、高効率な配送システムを目指す。「宅急便」とは分けて、配達しやすい環境をデジタルでつなぐのが「EAZY」の特徴となっている。

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